DAS(ディスアビリティ・アクセス・サービス)とは?
東京ディズニーリゾートには、障がいのある方やそのご家族がより安心・快適に楽しめるよう提供されている制度、DAS(ディスアビリティ・アクセス・サービス)があります。
このサービスを使えば、長時間の列に並ぶことなくアトラクションを楽しむことができます。
登録はどこでできる?流れの全体像
■ DAS登録できるキャストはアトラクション入り口にいるキャストのみ
DASはすべてのキャストが対応できるわけではありません。
アトラクション入り口などのキャストに「DAS登録したい」と伝えると、対応できるキャストが対応してくれます。
■ グループ全員揃ってから声かけが必須
DAS登録には本人(DAS対象者)と同伴者1名以上、可能であれば全員がその場に揃っている必要があります。
本人の顔写真撮影があるため、必ず一緒に行きましょう。
■ 登録時にキャストが確認する内容(チェックリスト)
- 視覚障がい
- 発達障がい/知的障がい/精神障がい
- 車いすからの乗り移りが可能か
- 同伴者の補助があれば移動可能か
- 自力で歩行・階段昇降が可能か
我が家のDAS登録体験レポ(ディズニー

こちらのシートを使い、どれに該当するか指で指してくださいと配慮のある確認方法でした。周りに人がいても安心してDAS登録が出来ます。
■ 登録場所は各アトラクション前
今回私たちはアラビアンコーストの「マジックランプシアター」の入口にいたキャストに声をかけました。(アトラクションはどのアトラクションでも大丈夫です)
キャストが数名おり、周囲に人も少なかったので話しかけやすい雰囲気でした。
■ 写真撮影・ヒアリングの様子
「少々お待ちください」と言われ、対応可能なキャストがタブレットを持ってきて登録開始。
子どもは写真撮影もありましたが、リラックスして笑顔で応じてくれました。
キャストさんは、「音に敏感ですか?」「振動は大丈夫ですか?」といった点も丁寧に確認し、
「ドンとならない席に変更もできます」という提案もいただき、とても安心できました。
■ 列の案内や配慮に感動
今回マジックランプシアターはすぐ入れるタイミングだったため、「こちらでお待ちください」と案内され、
他のゲストとすぐ隣ではありますが別ルート・別列に案内していただきました。(待ち時間によっては別場所で待機していただける場合もあります、とのことでしたが、今回はすぐに入れるということでその場で待機でした)
スタートは他のゲストと同じですが、我が家は先に中に入り、後ろのソファ席に案内されました。
そのあとに大勢のゲストが一斉に入場するので、子どもも落ち着いて待つことができ、本当に助かりました。
DASで利用できるアトラクション・グリーティング施設
- ウッドチャック・グリーティングトレイル
- ミッキーの家とミート・ミッキー
- ヴィレッジ・グリーティングプレイス
- “サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック
- ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル
- ミニーのスタイルスタジオ
※アトラクション利用は本人含め最大6名まで、グリーティング施設は最大10名まで利用可能です。
DAS利用時の注意点とよくある質問
- 登録は毎回必要:来園のたびに再登録が必要です。
- 本人以外では登録不可:同伴者だけでの登録・利用はできません。
- チケットのアプリ登録必須:公式アプリにチケットを事前に登録しておきましょう。
- 療育手帳等の提示が必要:コピー不可、原本またはミライロIDなどのアプリでの提示を。
まとめ:DASを活用して無理なくディズニーを楽しもう
初めてDASを活用した我が家ですが、キャストさんの丁寧な対応のおかげでとてもスムーズな体験に。
長時間列に並ぶのが難しいお子さんや大勢の方と一緒に並ぶのが不安なお子さんにとって、この制度は本当に安心材料になります。
障がいのあるご家族と一緒にディズニーを楽しむなら、ぜひDASを活用してみてください!